イギリス・ドイツでの林業フォーラムで発表

 ウッドタワー研究会では2016年4月20日(水)〜30日(土)、10日間の日程でアーボリカルチャー・林業先進国であるイギリス・ドイツに遠征して参りました。

 参加者は当会の会員であり最高技術責任者であるポール ポインター氏(マルイチ所属)の他、関根 崇氏(同)、岡上 洋氏(同)、木村 亮介氏(同)、木下 啓氏(アウトドアショップK)、小坂 岳氏(同)、北岡 由自氏(武蔵ツリーサービス)の計7名。
 イギリス・ドイツにおいて開催されたツリーワーカー・アーボリスト向けのフォーラムで、主催側の招待により参加。ポール氏によるSRT進化系の発表・実演、小坂氏による日本におけるウッドタワー工法の活動・日本の林業の歴史などの発表をそれぞれ行いました。発表は英語で行い、インカムによりフランス語・ドイツ語で同時通訳され、日本のウッドタワー工法に興味を示して下さる方々が大勢おられました。ポール氏の技術の高さにも皆さん驚かれたご様子で、実際にテストクライミングされる方もおられ各発表の反響は上々、遠征の目的をしっかり果たして参りました。

フォーラムにはDMMやTeufelberger、Tree Kitを初めとするツリークライミングギアメーカー等も多数出展しており、最先端技術や最先端ギアなどに触れる事も出来ました。アーボリカルチャーの根付いた欧州の方々とも情報交換、世界中に仲間も広がり我々としても大変収穫の大きい遠征となりました。
意外な収穫としましては、日本に仕事(ツリーワーク)に行きたいと言われるツリーワーカーが大勢いた事。ウッドタワー研究会でもいつか彼等を招き、日本でもこのようなフォーラムが開催出来るまでになれたらと決意を新たにした欧州遠征でございました。

イギリスでのフォーラム
名 称:Tree Kit Super SRT Work Shop
開催地:Christchurch , Dorset
 
ドイツでのフォーラム
名:称:KLETTERFORUM 2016
開催地:Augsburg