ウッドタワー実演会を秋田、青森、仙台で開催

ウッドタワー研究会は青葉緑化工業株式会社より委託契約をいただき、JR及び地区の協力会社、社員に対して、ウッドタワー工法による伐採の実演会を開催いたしました。

秋田地区   :1011日 北上線、鉄道林小松川1号林

青森・岩手地区:1013日 青緑化工業社有林「青葉なんぶの森」

仙台地区   :1017日 仙山線、鉄道林作並5号林

 

在来工法では施工困難な広葉樹の偏心木・傾斜木、枯損木を、線路に倒れる恐れのある樹木と仮定し、線路側に倒さない方法で伐採しました。

JR、青い森鉄道の見学者様より、

「線路に被った樹木があるが、在来工法で切れないため今まで諦めていた。

この工法なら安全に処理できるので、早速伐採計画を立てたい」

とのお話をいただきました。

 

また、施工する会社の見学者様より

「ウッドタワー工法を動画では見てきたが、実際に目の前で見て、これなら安全であることを実感した」

「チルホール、ワイヤーロープ等の重い器材を使用しなくてもいい」

「ウインチ利用により力仕事から解放され、若手社員にも魅力的な工法」

4人で伐採、集材ができ効率的な方法」

の意見いただきました。

 

青葉緑化工業㈱は、鉄道沿線近接木の普通伐採(地上伐採方式)で困難な樹木の伐採、を安全に伐採できるウッドタワー工法の普及拡大を図ってきました。具体的には、研究会を立ち上げ、JRに対して工法の安全性をPRし、安全性の実績が認められ、長野、盛岡、仙台、八王子地区で伐採を実施してきました。社員に対しても体験講習会等を実施し、普及拡大の一巻として実演会を開催いたしました。

 

青葉緑化工業㈱からは、道具がなくてまだ体験していない会員にはクライミングシステム(ハーネス、ロープ等)の貸し出し制度があり、指導員の元、利用して体験して欲しいとの話がありました。

 

多忙な中、今回の実演会に協力をしていただきました小松誠司氏、岩佐治樹氏、北岡由自氏、舟生伸氏に厚く御礼を申し上げます。